‡序章‡ 名も無き少年剣士

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???「あっ…!」 そこには一人の少年が─。 少年はウルフを大剣で押さえ込んでいた。 『グウゥゥ…』 ウルフは為すすべがなく唸っていた。 「消えろ…」 そう言うと、少年はウルフを一刀ものうちに斬り捨てた─。 ???「す…すごい」 少年は開いた口が塞がらなかった。 「…お前」 ???「は…はい!」 その少年剣士は、前髪で右目を隠していた。 「家はどこだ?俺が送ってやる」 と言いながら、手をさしのべる剣士。 ???「あ…ありがとうございます!」 少年は自分の家へと、剣士と共に帰って行った。 †
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