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???「あっ…!」
そこには一人の少年が─。
少年はウルフを大剣で押さえ込んでいた。
『グウゥゥ…』
ウルフは為すすべがなく唸っていた。
「消えろ…」
そう言うと、少年はウルフを一刀ものうちに斬り捨てた─。
???「す…すごい」
少年は開いた口が塞がらなかった。
「…お前」
???「は…はい!」
その少年剣士は、前髪で右目を隠していた。
「家はどこだ?俺が送ってやる」
と言いながら、手をさしのべる剣士。
???「あ…ありがとうございます!」
少年は自分の家へと、剣士と共に帰って行った。
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