*・一緒・*

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  上手く書けるわけでもない 実際、何を書いているのかも 自分では分からないものを ひたすら書いている。 小さい子には 当たり前の行為だ。 『お母さん見てぇー!!』 出来上がると一斉に お母さんに見せに行く。 『のんもゆうも、上手に書けたねぇ!2人は何を書いたの?』 決して、お世辞でも 『上手い』とは言えないものを お母さんは『上手い』と 言ってくれることに 満足感を得る私たち。 『ゆえねぇ~お母さん書いたんだよぉ~上手?』 『ゆうはお母さん書いてくれたの?嬉しいなぁ』 『のぞみも、お母さん書いたんだよ!!』 『のんもお母さん書いてくれたの?2人共、上手に書いてくれて、お母さん嬉しいなぁ。ありがとう』 決して上手じゃない絵を、お母さんはとても笑顔で褒めてくれる。それが嬉しくて、次から次へと時間を忘れるくらい絵を書き続けた。
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