全てはネタ

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
創作者は、物語を創作する仕事に携わる。 そんな創作者にとって、この世の全てはネタだった。 創作者の周りの行事もネタ、友との一時もネタ、淡い恋心もネタ、身に怒る様々な災いもネタ… だが、幸い、その心には、遊び心が存在していた。 常識を携える事も、ネタをより集め、物語を広める為に必要な物だ。 故に、創作者は問題を起こそうとしない、全ては立場やコネを確保し、ネタをより多く収集する為…   けれども…本当はただ、自分の行いの指針を、道を誤った時の言い訳を、確保していただけなのかもしれない… 創作者は自分の心の中の非を、欠陥を、全て認め受け入れよう… 当然だ、それも所詮…ネタなのだから…
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!