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今日は仕事で出かけた…
そこは涼が小さい時よく遊んだ公園…
涼は昔を思い出していた…
『美奈チャン今どうしてるかなぁ…』
美奈は涼の幼なじみ…
中学に上がってから
すれ違う程度になったけど…
涼は美奈をずっと思っていた…
告白出来ずに今まで来たことに後悔していた…
涼は思い立ったかのように
一時間時間を開けてもらい…
美奈が住んで居た家に向かった…
《川原》
表札には美奈の名字が
『まだ 住んでんだなぁ…』
涼は微笑んで表札を指でなぞり…
インターホンをならした…
《はぁぁい~》
玄関から元気に出てきたのは…
あの頃と変わらない美奈だった…
『うそ…涼クン…』
『美奈チャン元気?』
『もぉ~ビックリさせないでよ~』
『変わってないね😃』
『そっちは変わったじゃん』
『俺?俺変わってないよ💦』
『今日は突然どうしたの?』
『俺ね…昔…置き忘れた物あって…』
『え?何?』
『今日思い出したんだ…』
美奈は頭を傾げて涼を見る…
『俺…美奈チャンが好きなんだ…ずっと言えなくて…』
『じゃぁあたしも置き忘れてたわ…』
美奈は涼に飛び付いてキスをした…
『あたしも…ずっと好きだった…』
涼は微笑んで
今度は涼から
優しくキスをするのでした…
…end…
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