気配

3/4
前へ
/18ページ
次へ
貴方と私の空間に 鳴り響く着信音 私は嫌いじゃないの いけないことだって 気づかせてくれるから 時間がきたら 私から離れる 勇気をくれる いつも私から部屋を出る 貴方に微笑んで 背を向けるのは 私だけ 閉じる扉の外で いつも泣き崩れる私を 貴方に見せたくないの 見てしまったら きっと貴方は 手を差しだして しまうよね そんなとこを 好きになったけど 今は嫌い そんな優しさが 私を弱くするから
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加