序章

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ザッザッ…… 森の中を歩く独りの男がいた。黒のフード付ローブを身に纏い顔は見えない。 周りの木々は生い茂り、昼間だというのに薄暗く森の奥は闇のようだ。 そんな闇の中へ男は躊躇なく歩いていく。 しばらく歩くと岩壁がありそこに洞窟のような大きな穴があいている。穴の周りには異様な空気が漂っていた。 その時突然
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