序章

3/4
前へ
/229ページ
次へ
閃光が男を襲った。 男はなんなく体を捻り閃光をかわし閃光の放たれた方向に体を向けた。 閃光が当たった地面にはクレーターが出来ている。 男は、フードの隙間から閃光を放った相手を睨む。そこには、異形の魔族が立っていた。 魔族「よく避けたな、貴様何者だ!我が住処に」 男「名乗る名など捨てた。貴様に聞きたいことがある。貴様の主としている魔人についてだ。」 魔族「我が主になんのようだ」 男「それは…」 ダッ!いいかけると同時に、男は魔族に向かって駆け出し魔力を込めた手刀で魔族の右腕を切り落とした。右腕からは血飛沫が上がり魔族は悲鳴を上げる。 男「ヤツを殺すためだ。ヤツはどこにいる。」 魔族「はぁはぁ…誰がいうか!それより貴様何者だ」 魔物は残った左手の爪で男を攻撃した。
/229ページ

最初のコメントを投稿しよう!

377人が本棚に入れています
本棚に追加