あいつとケータイ

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あいつとケータイ

今僕達は学校が終わり下校中。 僕「あっそうだ、ケータイの番号教えてよ。」 建「おっ分かった。じゃ言うぞ? 080~」 僕「よし!登録完了。 じゃかけるよ?」 僕は登録した建の番号に電話をかけた。 すると何か変な声が聞こえてきた。 ~イエスフォーリンラブ♪イエスフォーリンラブ♪ 僕「何その着信音?」 建「芸人の着ボイス。」 僕「ふ~ん。何だか知らないがそれ聞いてるとイラッとくるな。」 でもまあコイツの事だからもっと分けわかんないもんだと思ったけど。 意外とまともだ… まともか? 建「ちなみにメールの着信音はこれだ!」 ビチビチビチ…♪ 僕『何だコレ?何か霊的な聞いちゃいけない音とかじゃないだろうな…』 僕は恐る恐る建に聞いた。 僕「コレ何?」 すると建は 建「マグロ」 僕「は?」 聞き間違いかな 僕「何て?」 建「だからマグロ!」 聞き間違いじゃなかったようだ。 建「活きがいいだろ!」 つまりコイツはマグロがビチビチしてる音を着信音にしてるのか。 なんつー着信音だ。 ちょっと怖かったし。 そのまま僕達は交差点で別れて家に帰った。
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