あいつと筆箱

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建が教室に入ってくるなりテンション高くこう言った。 建「翔!見てくれコレ!」 新しい筆箱を見せてきた。 僕「筆箱?」 建「ただの筆箱じゃないぜ。 今巷で話題のジョーが踏んでも壊れない筆箱だ。」 ジョー?誰?あれか?ムエタイやっててアッパーでちっちゃい竜巻発生させる奴か? 僕「ジョーって誰?」 建「知らないがたぶんボガード兄弟の友達じゃないか?」 えっ?!マジでそうなの? 僕「なぁ、それを言うなら象が踏んでも壊れない筆箱じゃないの?」 たぶん…いや絶対そうだと思う。もしくは戦車。 だとしても情報がとても古い 建「何言ってんだ?象が踏んだら壊れちゃうに決まってんじゃん。」 Oh~Sit!! コイツの脳にはピ○ミンが大量に発生してやがる! 引っこ抜いてやらないと! 建「痛っ!!何?!止めて!髪の毛抜かないで!!」 黒くてちぢれたピク○ンが5、6匹抜けたがすでに息絶えている。 建「何すんの?!」 僕「いや、ピ○ミンが…」 建「これは髪の毛!!ピク○ンじゃありません!!」 僕が引っこ抜いたちぢれたピ○ミンは帰りに埋めてあげた。 建は帰り道薬局により、ピク○ンが生えてくる不思議な薬【毛毛毛の毛太郎】なる物を買っていた。
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