あいつと部活

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今日は建が入った野球部の練習がある日だ 建「悪い、今日部活あるから一緒に帰れない」 僕「いいよ待ってる。見学もしたいし」 建「そっか、じゃ行くか」 この学校の野球部は弱小でたまにしか練習しない ボウズにしなきゃいけないわけでもないので入ろうか迷っている グラウンド… 今はバッティングの練習をしている あっ建の番だ。あいつ上手いのかな?野球やるとこ初めて見るし バスッ…カキーン…バスッ…カキーン… …あいつ何で一球ごとに空振りするんだ?しかも当たりはホームラン級だし空振りもホームラン級… それがお前の体の仕組みなのか? 次はキャッチの練習か 建はライトみたいだ あっ球いった… 何でファーストミット着けてやがる。お前ライトじゃん うおっ!何でレフトに投げんだよ!!外野にランナーはいねぇよ!! あいつ初心者だったのか?何で野球部入ったんだ? 練習が終わり建が僕の所にきた 建「帰ろうぜ」 僕は建に疑問をぶつけた 僕「なぁ何で野球部入ったんだ?」 建「半ケツ王子に憧れて」 すごい王子に憧れてんな。半分ケツ出てんのに王子なの?むしろケツが王子なの? お前はハンカチ王子も覚えられないのか 僕「それならすぐなれるよ」 建「マジか?!」 僕「ああ、半分ケツ出してその辺歩いてればな」 建「そんなんでいいのか?」 僕「新聞の一面飾れるよ」 変態王子としてだけど 建「よっしゃ、じゃあ早速…」 ケツ王子がご乱心だあぁぁ!!マジやめて?今は僕もいるからぁぁ!! 僕「やめて下さい。お願いします」 なんとかケツキング(何気に昇格↑)をなだめて無事家に帰ることができた。
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