前回までのあらすじ

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日本は戦後、分断されていた。 しかし、近年は東西間の交流も可能になり、統一の日も近いと思われていた。 その世界で生きる一人の少年 「榊原真一」 そして、一人の少女 「本庄早希」 二人は幼い頃に出会い惹かれあった。 互いに気付いていた想い。 しかし、素直になれずにいつまでも一緒になれずにいた。 そして、突然訪れた別れの時。 早希の転校の先は、西日本。 東日本であれば、まだ希望はあった。 しかし、当時の東西情勢では再び巡り会うことは困難だった。
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