1203人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、その後に流れ出る冷や汗。
「人の気持ちを弄ぶからや。」
「し…してへん。そんな事してへん!?」
思い切り首を横に振った。
「私の訊かれた時のドキドキ感を、みやにも体験させてやった。」
「逃げられへん思ったわ。」
「逃がすかバーカ。ちなみに、あいつとそんなキスはしてません。」
してへんねや・・・。
「あの頃はなー・・・私も純情で、まだまだ恥じらいの方が先にきてたし・・・。まぁ、相手任せって事もあったけど・・・」
どちらかと言えば、求めるより求められてのキスやったから、感覚が違ったとさゆりは言う。
「今は、求めるキスやから。ほんまに・・・こっちのキスの方が倍気持ち良いで。」
愛を注いでるって実感が出来るそうです。
「いっつも何か考えながらしてる?」
「してる。…ココでそれを話せと?」
「いやいいあいあ・・・イイ!?結構です!!のーさんきゅー!!」
軽くパニック。
最初のコメントを投稿しよう!