デェト

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そして、その後に流れ出る冷や汗。 「人の気持ちを弄ぶからや。」 「し…してへん。そんな事してへん!?」 思い切り首を横に振った。 「私の訊かれた時のドキドキ感を、みやにも体験させてやった。」 「逃げられへん思ったわ。」 「逃がすかバーカ。ちなみに、あいつとそんなキスはしてません。」 してへんねや・・・。 「あの頃はなー・・・私も純情で、まだまだ恥じらいの方が先にきてたし・・・。まぁ、相手任せって事もあったけど・・・」 どちらかと言えば、求めるより求められてのキスやったから、感覚が違ったとさゆりは言う。 「今は、求めるキスやから。ほんまに・・・こっちのキスの方が倍気持ち良いで。」 愛を注いでるって実感が出来るそうです。 「いっつも何か考えながらしてる?」 「してる。…ココでそれを話せと?」 「いやいいあいあ・・・イイ!?結構です!!のーさんきゅー!!」 軽くパニック。
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