夏休みの部活動

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久し振りにデートをしてから2日後。 部活の為に朝から学校に行く準備をして家を出た。 私が部室に着くと、もぅすでにウッチン以外は来ていた。 「おはよー。早いなー。」 何気なく挨拶した私を、全員が挨拶の後二度見した。 「ササササクラ!?何があったん!?失恋したん!?」 「先日、そう言えば新兄別の女と一緒でしたよっ!?やっぱり遊びだったんですわーー!!可哀想なお姉様ぁぁ!!」 「サクラ先輩・・・」 「サクラ先輩・・・。」 皆の動揺振りにかなり私も驚いたが、「あぁ、うちの髪の毛の事か」とすぐに思い直した。 「ちゃうねん、これはな・・・ちょっと訳アリで。いわば、不慮の事故です。」 「不慮の事故?」 「そう。」 話せば長くなる話をして、皆に納得して貰った。 「あー、良かった。ホンマにサクラと新藤さん、別れたんかと思った。」 「別れてもいいですけどぉ。そしたら、お姉様には、わ・た・しが居ますか・ら❤」 「私」を凄い強調された。 うん。 とても、田中っちらしい反応でした。 「ハハ・・・。あ・・・有難う。」 ちょっと苦笑いしながら、お礼を言っておいた。 彼女なりに心配してくれたんやろうな、と思って。
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