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「私にアイスクリーム押し付けて帰るの、止めて下さいません！！！」
「え？」
どうやら、忘れてきたと思われていたアイスは田中っちの手にポンと置かれてきてたらしい。
「わりぃ。あん時頭ん中整理出来てんくって。アイスどうしたん？捨ててくれたん？」
「捨てませんわよ！！勿体無い!!!」
「お嬢の発言とは思えん台詞が飛び出した。じゃあ優食ったん？」
「食べましたわよ！！」
全く信じられませんわ！と田中っちはプリプリ怒ってた。
「じゃあ、優は私と間接キスやなぁ。」
「ぎゃーーー！！！い・や・で・す・わーーー！！！！」
田中っち発狂。
しかし、発狂の後、突然パタリと行動が静止した。
「考えように寄っちゃ･･･あれですわ･･･新兄と間接キスしたと言う事は･･･お姉様と間接間接キスした事に･･･」とかブツブツと。
「ですわよね！お姉様と新兄、キス位お済みになってますわよねぇ！？」
「は！？急にお前は何言ってんねん！？お前に関係あらへんやろが！！」
そして、凍りつく空気。
田中姫の一言で、全員の頭の中が悶々してるのが分かった。
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