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キス・・・付き合ってるって事は・・・そうか・・・キスしてるんだ・・・的な雰囲気が動かない他4名からヒシヒシと伝わってきた。
「いや、私は知ってたよ、サクラ!!」
「何が!?」
「そっかー・・・何かちょっと照れるなぁ。そっかーサクラボンと新藤さんがか・・・」
「ウッチンまで!?何の想像してんのよ!?」
漫研部、何気に全員想像力豊かで、そう言うネタ大好き。
「ああぁぁ!?折角、学園祭用のネタ考えてきたのに、今の一瞬で脳みそがBLモードに変換してしまったぁぁ!!」
りっちゃん、すっかり妄想の世界に飛んでいってしまったみたいです。
こうなったら、元に戻ってくるまで放置するしかない。
話題を振ろう。
「こ・・・今年はマイマイは漫画描くんやろ?」
「はい!サクラ先輩と同じで、四コマ担当です!!」
「一緒に頑張ろうなー。」
「はいー。」
さ、机に向かおう。
更に今年は、私が原稿に向かうと、必ず起こる現象がある。
「田中っちー!自分の席に戻りなさい!!」
「あぁん、サクラお姉様の描いてる姿を近くで見たいんですぅぅ。お傍に居させて欲しいんですぅ。」
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