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「でも、凄いイイ先輩やったよなー。」
「イイ人らやった。」
やからこそ、今の私達がある。
先輩の背中を見てきたから、私達もこうなりたいなって思った。
勿論自分流にはなるけれど、後輩を可愛がれる先輩に!ってのは先輩になる上での目標で、それを見せてくれたのは当時の部長と副部長。
「私な・・・1年終わりに、先輩に追われてココ来た時な・・・この和やかな空気に驚いた。」
「あぁ・・・うち一人でおった時やな。」
「うん。学校にこんな場所があったん!?って。」
あん時、「この部の人らはきっと楽しい部活動してんねやろなー」って思ったんだとか。
「そして、足を運ぶように・・・」
「それは、みやが居たからです。」
「最初は違ったやろ。この部屋が好きで通ってただけちゃうん?」
「この部屋はマジ好き。」
何か落ち着くと、ココに来る友達は皆言う。
居心地抜群。
確かに私達も思う。
自分らの作った空間なんやけど。
学校の中とは思えへんのよな。
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