終わる夏休みとお祭

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勝手な解釈をして、夜が明けて、朝からりっちゃんの家にチャリを走らせた。 チャイムを鳴らしてオートロック解除して貰って、最上階へ。 玄関前の門をガチャガチャしてる内に、りっちゃんが出てきてくれた。 「サァクラー。おはよう~。おあがりやすー。」 「おはよう。アリガトー」 そして、りっちゃんは台所へ。 私はりっちゃんの部屋へ。 いつ見ても誘惑の多い部屋。 りっちゃんは、アイスティーを用意して、持ってきてくれた。 「あ、サクラ。今日のお昼、お母さんがパスタ作ってってくれたから、一緒に食べよなー❤」 「わぁい!!やったぁ有難う。でも、毎日来るから、気にせんでって言っておいてぇ。コンビニでおにぎりなり買ってくるから。」 「ハハ。遠慮せんでも~。」 「じゃあ、明日からお昼から来るわ(笑)。」 そこまで私も図々しくない(と、思う)。 「でー。何やるんー?」 「世界史の課題以外はやりたいです。」 「簿記も?」 「今日はそれやりたいです。」 「はいはーい。」 後は国語と英語と・・・。 プリントがたんまり。
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