――第一章――

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「どうする…。初代国王が死に、二代目国王はずっと部屋にこもり…。」 「人を信用出来ないのでしょう…。全部自分に降りかかってくるから…。」 「国王と言う立場、責任、不安…か…。」 三人の老いた男達が話していた。 「仕方ない…稀家の長兄の娘を国王の教育係として妃として一ヶ月働いてもらうか…」 「稀家って名門家ではないか…。どうやって…。」 「名門家といえどもあそこは貧乏だ…。そこをつく…。」 三人の老いた男達は密かに計画を立てていた。 これがきっかけとなる…。
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