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2007.10.12
特別な言葉はないけど
特別な気持ちが伝わる
何も言わなくても・・・
20と7の春夏秋冬
さらに巡り来る季節をまた半歩
その歳月の一巡りを共に歩んだ
ときめくようなロマンスシーンも
熱く語る情熱の言葉も
キザな台詞もない
特別な言葉もないけど
ただ
繋いだ手を離さないと誓う
この先 また巡る季節を繰り返し
数多の春夏秋冬を
互いのシワを数えながら過ごしていく
それを幸せと呼ぶかどうかは
未来の二人が決める事
ただ
今は繋いだ手をギュッと握って
その温もりを確かめる
互いの言葉と 想いと 温もりを
何も言わずに ただ抱き締められたら
答えは自ずと出るのだろう
陽射しに目を細める季節に 後ろ髪を惹かれつつも
枯れ葉舞う季節の足音を自ら迎えに歩くその道々
その向こうにある白い世界は 僕らの手を冷たく冷やすと知っているから...
もっと君の傍に行く
いつか 感覚の薄れた指先に 温もりを探しながら 今日の日を二人で振り返ろう
巡り来る春夏秋冬に 僕らが刻むその足跡を・・・
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