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「あれ？もう行ってきたの？」
あまりにも早く戻ってきたので
驚いた顔をしている舞
「ま～い～」
半泣きで舞に抱きつく
「何?!どうしたの？」
「恐かったよ～」
そう言いさっきのことを話した
「あ、それって伊藤学じゃない？」
「伊藤…がく？」
「知らない？女遊びが激しいって有名だよ」
女遊びって…
最悪じゃん
「顔は？かっこよかった？」
「…かっこよかった!!」
舞は頷き
「じゃあ、もう決まりだね顔はすごいいいから伊藤学。それにさえが言うんだもん間違いないね」
「何で？」
「だってさえ、亮ちゃんが１番かっこいい～って言って他の男かっこいいなんて言わないじゃん。そのさえにかっこいいと言わせるのは伊藤学しかいないね!」
そっか…確かに！
あたし亮ちゃんと付き合ってから他の人かっこいいなんて思わなくなったのにあの人はかっこいいと思っちゃった
「いや、でも！亮ちゃんが１番かっこいいからね!?このこと言わないでよ?!」
「はいはい、つーか亮ちゃんと知り合いじゃないからあたし」
呆れた様子で言う
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