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私は右側のブランコに腰掛けて話を続ける。
「それで対立しててもやっぱり中には気になる子っているじゃん。
だからもし順番でその気になる子と隣同士になったら心の中でお願いするの。
○○くんと付き合えますよーに☆って!!(笑)
懐かしいなぁ…」
「ふーん…で、咲は実際に願い事したんか?」
いきなりキキーッと音をたてて亮が立ちこぎを止める。
「私?私はどうだったかなー…忘れちゃったよ、昔の事は(笑)」
笑いながら話を返す。
「だって10年も昔のことだよ?」
「ほんならさ」
そう言うといきなり亮はブランコから手を離し
気づいたら私の前に立ちふさがったていた。
「今は?」
「え?」
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