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ピピッピピッピピッ―-…
静かな部屋の中
急に鳴り響いた音で
1人の少女は目覚めた
「ふぁ~…」
くしゃくしゃの髪を
手でときながら
体を起こした少女は
昨夜作っておいた朝ごはんを
独りで食べ始めた。
静かな朝。
聞こえるのは波の音。
ザザーッ…
ザザーッ…
けれど彼女は
淋しさなんて感情など
抱いていなかった
これが日常だから。
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