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～朝～
｢はよー空良♪むかえにきた☆｣
｢………｣
自分より背の高い恋人を見上げながら、並んで学校に向かう。
―――朝から空良は、かっこいいなぁ♪
～休み時間～
｢空良ぁー。教科書忘れた…見せて…？？？｣
｢…………｣
ｺｸﾘ。
現代文の教科書を空良に見せてもらいながら授業を受ける。
―――俺、超バカ…。
空良、絶対に呆れてるよ…。
～昼～
｢空良♪飯食お、飯☆｣
｢…………｣
ｺｸ。
二人並んで屋上で昼を食べる。空良はパン。俺は弁当。
――今度、空良の分の弁当も作ってみようかな？？？
～放課後～
｢空良、帰ろ？｣
｢………｣
ｺｸﾝ
夕方、朝と同じように肩を並べて帰路に着く。
―――寂しいのは、俺だけなのかな…？？？
先に家に着くのは空良で、俺の家にはこの後１０分は一人で歩いていかなければならない。
～帰り道～
｢寂しいな…。｣
さっきまで温かかった左隣を見つめて、独り帰路に着く。
これが、俺と空良の日常。
いつも話すのは俺だけ。
空良は俺についてくるだけで、何も話してくれないんだ。
―――なぁ、空良？
空良は俺の彼氏だよな…？
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