408人が本棚に入れています
本棚に追加
「翔」
空良が、俺を呼ぶ声でハッと我に返った。
「空良…。ソイツ誰?」
不機嫌そうに可愛い男の子は、空良の腕に自分の腕を絡ませながら聞いてきた。
「翔は俺の…「あっ☆友達でしょ?♪」
空良の言葉を遮って、男の子が俺に近寄ってきた。
そして俺は、次のその子の言葉で走り出した。
『空良の恋人の片桐 一樹です♪』
.
最初のコメントを投稿しよう!