逃走

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~Side Sora~ 朝、目を覚ますと目の前には従兄弟の姿。 「何…?」 「おはよ☆空良♪」 ………。 ――話が噛み合ってない…。 まぁ、いいか。 何時だろ?そろそろ翔が来る頃だよな。 「ねぇ、空良ぁ~?聞いてる~???」 「何?」 制服に着替ながら返事をする。 「今日から僕、空良の学校に一緒に通うから♪」 「そうか。」 「えっ!?もっと何かないの!?」 「別に。」 何か文句を言っている一樹を置いて、下に下りる。 顔を洗って朝食の席に着く。 時間は6:30。 ―――あとちょっとで翔が来るな…。 早く会いたい。 少し早いけど、もう出てようかな…? 「ねぇ~空良ぁ~?一緒に学校行こ♪」 「無理」 「…な、なんで!?」 「迎えくる」 「はっ!?」 朝飯をとって歯磨きをし、何か言ってる一樹を置いて家の前に出た。 .
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