亡き彼女『第一章』

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彼女は笑った。自分は彼女に声をかけた。『大丈夫だよ』『きっと良くなる』『嫌絶対に良くなる』からそしたら『また買い物したり』『一緒に映画見たりしよう』ってけど彼女は苦しそうに『無理』だよって言った。自分は無理だなんて言うなって言った。めっちゃ呼吸が早くなり苦しそうに言った『最後に貴方の顔見れて良かった』って。自分は『馬鹿最後じゃないだろ』『一緒に居るって約束しただろ』『お前の側にずっと居るって約束しただろ』って言った。けど彼女は『ごめん一緒に居れないよ』って言った。自分は涙が止まらなかった。そして最後自分に言った言葉は『貴・・方・と一・緒に居て・楽しかった『今・度会う・時はお互い一緒になりたいね』『私・は幸せだ・ったよ』って『一緒・にな・れな・く・てご・めん』って次の瞬間彼女の手の力が抜けた。心臓が停止して先生が死亡と確認した。自分は泣いた人が居ようが関係なく。大声で泣いた。自分は彼女に何もしてやれなかった。アイツが苦しくても助けてあげられなかった。自分が側に居ても何もしてやれなかった。めっちゃ自分を責めた。許してな。本当ごめんな。って気持ちだったその日は、10月31日だった。まどを見たら雨が降っていた。image=49986987.jpg
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