プロローグ

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プロローグ

19・・年12月とある田舎町の産婦人科病院にて私こと、新野 澪(しんの みお)誕生 5日後、同病院にて 神崎 槇(かんざき しん)誕生。 偶然なのか運命なのか、二人の時間は動き出した。 保育園、幼稚園、小学校、 同校卒業。 お互い家も近所だが、幼馴染と言う程一緒に遊んだ記憶は無い。 私から見れば彼は、小学校までは、近所の悪ガキと言った感じの印象だった。 只一つ 神埼 槇は小学4年生の時両親が離婚 一時母親に連れられて半年程、転校していた。 が、しかし本人の勝手な都合(友達が恋しい)によりまた元の小学校に舞い戻って来た。 近所でありながらも、私はピアニストになりたくて只ひたすらピアノばかり弾いていたし、悪ガキが嫌いな私は、彼と話す機会も殆ど無く成長し 二人は、中学に入学した。
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