衝撃

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今は高校通算20回目の重役出勤をしている真っ最中である。 (もうこの時間に学校行くのも慣れてきたな・・・) 季節はもう夏に入ろうとしていてセミがうるさく鳴り響き、 日本の夏特有の蒸し暑さが体の体力を奪っていく。 額にから滴り落ちる汗を軽く制服の袖で拭き取り、 忌々しい太陽を睨みつける。 太陽の日差しはもう目がくらむほど眩しく、 人間では敵うはずもないとあきらめまた歩みをすすめる。 (もう学校行くのやめようか・・・) なんてことを考えているときだった。
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