山村君

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そして次の日。 私が一番に目にしたのは、落胆した彼の姿だった。 心なしか、一回り小さく見える。 さわらぬ神に祟りなし。 気づかれぬ様、そっと逃げようとした時… 「だめやった」 いつの間にか彼は居た。 …見つかっちゃった。 それから彼は私の周りを、まるで衛星の様に付きまとう。 しぶしぶ、いきさつを聞いてみた。
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