-序-

2/2
前へ
/51ページ
次へ
――――欲しい 白磁のような肌も、紅く少し艶やかな唇も。 家族に向ける笑みも、友人に向けた笑みも。 愛しいが故、哀憐の想いをかき立てられる。 君に狂う獣に憐れみを――― 愛しい、愛しい君をこの愛染に狂う獣にお与え下さい。 愛染永久‐アイゼントワ‐ 永久に捧ぐ、君に貪愛に塗れた恋心を――
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

658人が本棚に入れています
本棚に追加