1464人が本棚に入れています
本棚に追加
煌斗「母さんが・・・今日の夕飯までには帰れないんだ・・・。」
綾乃「・・・・・・はい?」
神崎 真帆が夕飯にまでに帰ってこられないという綾乃の予想とは全く違う内容。
呆気にとられてしまい、何と反応すればいいのやら・・・。
煌斗「だから母さんが・・・。」
綾乃「いや、うん、それはわかったけど・・・えっと、それがどうしたの?」
それを聞いた煌斗は固まった。
綾乃は事の重大さを理解出来ていなかった。
煌斗「母さんがいないっていうことは・・・スズ姉が作るんだぞ・・・?」
綾乃「あ・・・。」
綾乃はようやく理解した。
神崎 美鈴の料理がちょっとアレなのはしばらく前に聞いた。
写真もみたが、見た目は食べられるようなものではない。
(何故か味は普通。)
煌斗「前写真見せたよな?アレが出て来るんだぞ・・・?」
綾乃「・・・スミマセン。」
確かに重大事件だ。
思い出すだけで食欲が失せる。
綾乃はすぐにさっきの非礼を詫びた。
最初のコメントを投稿しよう!