免許を取ったら、いざクルマ(バイク)選び!

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これで、一応は乗れる状態になる。 車種により異なるが、 70万円から80万円の車を買うと、 乗り出すためには合計で100万円くらいになる。 これは購入前に必ず見積りを出してもらいましょう。 意地悪なお店はプライスボードの価格を安くして、 書かれてない諸経費を高くして儲けているとこがあります。 一般の人なら、このプライスボードの価格を見て安いか高いかを判断してしまいがち。 諸経費は必ずかかるもので、どの店で買っても同じだと思っている人が多い。 内訳は良いとして、最終的に支払う総額で判断しないと公平ではないのです。 知らない人ほど引っ掛かりやすい、騙されやすいのです。 確かに、税金(消費税、重量税、自動車税)や自賠責保険は必ずかかるもので、値引きは無理。 そこで、トータルの金額から値引きをしてもらうなどを考えましょう。 私が初めて自動二輪を買ったとき、 プライスボード価格で60万円のバイクを買いました。 1割にあたる6万円を値引きすると言われて浮かれていたら、 最終的に支払った金額は約71万円でした。 内訳は、 車両本体価格54万円、 納車点検整備費用5万円、 登録費用(ナンバー代)及び手数料3万円、 上記までの消費税で3万円、 重量税や自賠責保険など法定費用が約2万円。 ここまでで67万円。 さらに、これが無いと運転出来ないヘルメットを買ったり、 バイクカバーやワイヤーロックを購入。 合計で70万円を超えた。 そして任意保険にも加入。 当時は19歳で新規だと15万円くらいかかった。 さかのぼると、バイクを買う直前には教習所に通っていたためにすでに教習所代で10万円がかかっている。 その後、グローブやブーツも買ったから、 ついには100万円を超えた。 初めて買うなら任意保険、ヘルメット、グローブ、ブーツなどアクセサリーも必要。 つまり、プライスボードの価格だけでは、とうてい乗り出せないのである。 これから車やバイクに乗る人は、プライスボード価格に消費税、 さらに任意保険やアクセサリーも予算に入れましょう。
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