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しかし、世の中には周りでどんな状況になるのかわからない。
防衛運転が大事なのである。
考え方的には、自分は100%の安全運転をしていても、
隣の車は80%の安全運転しかしてない、つまり20%の危険な運転をしてたとする。
その相手の20%の危険の為に車がぶつかってしまった。
事故を起こして嬉しい人はいないはず。
たとえ相手が悪いとしても嫌な思いをしてしまう。
目的地に行こうとして行けなくなったり、
その後は自分の車が修理で何日か乗れなくなってしまったり、
色んな手続きが面倒。
怪我もしてしまい、治療費が出ても病院に行く手間や痛い思いをしたり生活や仕事に影響したり。
できれば事故を避けたい。
ならば、どうすれば事故を回避出来たか?
相手が20%の危険を犯していたら、
こっちは120%の安全運転をすれば良かったのでは?
具体的には相手の危険を察知して予測。
そうすれば事故を回避していたかもしれない。
話をもどします。
17歳の少年は一年間の自信から、防衛運転をしていなかったために事故を起こした。
ひかれた子供は救急車で運ばれて入院。
両足骨折で全治3ヶ月。
自賠責保険から130万円までは支払われたが、
治療費と慰謝料を合わせて数百万の損害賠償を請求された。
宝物であるバイクを売るはめに。
しかし、総額で100万円したバイクは一年経って50万円にもならなかった。
それではとても足りない。
未成年であるために、親に責任が行ってしまう。
さらに、人身事故として家庭裁判所へ親と一緒に出廷。
親は監督の不行きを指摘され、本人も相当責められた。
そして親が3000万円で買った家だったが、
15年住んでまだ半分ローンが残っていたのに売却するはめに。
しかし、ローンの残債と相殺すると3000万円の家は15年分の減価償却されているために、
残った金額はわずか。
何とか損害賠償は出来たものの、
バイクと家を失った。
あの時、13万円の保険に入っておけばこんな事にならずにすんだと、
事故以来何十年も経った今でも後悔している。
事故に合わないように安全運転はもちろん、
相手の危険運転を回避できるゆとりを持った防衛運転をするとともに、
けちらないで任意保険も加入する事を強くオススメします。
保険は目に見える商品ではないですが、
安心を買う、と言う気持ちで加入するようにしましょう。
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