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橋本から私に電話があり、『作業をして下さい。』と依頼された。
私は深く考え無いで、友人から買い物を頼まれた気分で引き受けた。
谷が持って来たロムを、私は橋本から教わった手順で交換して、初めての裏物作業を無事終了した。
谷は私の器用さに驚いた様子で、『副店長、巧すぎですよ。』と言った。
『谷さんに誉められてもなぁ。』私は万更でも無くて照れた。
この一件以来、橋本から頻繁に連絡があり、私は深く彼と関わって行く事になりました。
店休日に橋本から誘いがあり、彼の事務所に行く事になりました。
大阪市のＨ区にある、彼の事務所に行くと、スロットの機械が８台並び、４人の社員が忙しく働いていた。
『橋本さん、普通の会社みたいやねぇ。』と私が言うと、『ここはね。』と片目をつむった。
『ちょっと、この台打ってみて。』と橋本は８台の機械の１台を私に差した。
『○ニバーサル』の『○ランキー○ンドル』だった。
発売開始して間もない機械で、私の店にも導入する予定だった。
私はスロットが嫌いで、プライベートで打つ事はほとんどありません。
しかし、メーカーの展示会等々で打つ機会は多い方でした。
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