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春…
学年が二年へと進級した俺、真中海斗(まなかかいと)は
幼稚園のころからずっと一緒にいる水島拓真(みずしまたくま)…
通称ドMと中学校へ登校していた。
春休みを終え、今日から新学期が始まるわけだ。
拓真「いよいよ俺たちも二年だな!!」
海斗「あぁ、勉強難しくなんだろぅなー」
拓真「まぁそんな時はこの拓真様にまっかせなさーい🎵」
海斗「お前この前の学年末何点やったけ?」
拓真「173点(^ω^)」
海斗「へ~すごいなぁ!!…ちれ‼あとかたもなくちれ‼」
そんな事を言いながら俺たちは学校へ向かった
俺たちの通う中学校は、良くもなく悪くもなく…そこそこ大きい学校だ。
その中学校の玄関の前にある張り紙を俺たちは見ていた
拓真「おっ海斗また一緒のクラスじゃん!」
海斗「………」
こいつとは去年も…その前の去年もその前の去年もその……も、
つまり学校というモノに入ってこの七年間、ずっと同じクラスだ
海斗「なんでだ……」
拓真「これって運命なんじゃね!?海斗くぅん❤」
海斗「えぇ~ん!!だまれだまれぇ~!!プスッ」
拓真「ギィヤァァァァ目がァァァァ!!!!」
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