☆第一章☆

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教室を出て部室に向かって歩いていると後ろから誰かが俺のあとをついてくる。誰だと言わんばかりに振り向いた、だが、そこまで警戒する人物ではなかった。そいつはハルヒだった。 俺の危険感知力も低下したな、最近いろいろあったせいだろう、まったく困ったもんだぜ。だけど、朝倉じゃなくてよかったよ、もう2回も殺されそうになったしな、まぁ2回目は完全に刺されたけど…長門のおかげで殺されず今も生きている。長門には助けられっぱなしだな、いつか改めて礼を言っておかないとな、ホント感謝してるよ。 この宇宙人製アンドロイドはSOS団で最強で一番に頼りになる奴だと俺は思う(ハルヒを除いて) それでは話を戻すが、今日のハルヒは少しいらだっている、掃除当番でないならすぐにも超特急で部室に行くはずなのに、俺の後ろをゆっくり歩いている、何かがおかしい。 まぁ、とりあえず部室で事情でも聞いてみるとするか、この場はよしておこう、うまく話が噛み合わないような気がするからな。
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