☆第一章☆

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そして、やっと部室の前まで来た。俺はいつものようにノックをした。だいぶ前に朝比奈さんが着替えていて、そんなことを知らずに扉を開ると、アンビリーバボーな光景が広がっていた。言っておくが覗いたわけではないぞ、でもまだ頭の片隅にあの幼い顔である部分の成長が激しい上級生の生着替えシーンがはっきりと残っているのはたしかだ…まぁ、この話はここまでってことにしておいてくれ。 ノックをしたが返事がない、いつもなら「はぁい」と返してくれるのに、朝比奈さんはまだいないらしい。 俺は扉を開け、中に入った。
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