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「さっさと行け!!!
710番!!!」
太ったオヤジに蹴られながら、ボクは孤児院から出た。
前を見ると、腰からあるスリットから美脚を覗かせた美女が立っていた。
品定めをするような目でボクを見ている。
「ひばり屋。
コイツがこないだ話してた710番だ」
太ったオヤジが美女に話しかけた。
「…それなりの値打ちはあるね。
約束どうりの金は払うよ」
ひばり屋と呼ばれた美女は返事をしながら金を出した。
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