第1話 Begin

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草木も眠る丑三つ時。 チラホラと街灯が灯る夜道を一人の女性が歩いていた。 年の頃は20代前半だろうか 彼女は今年の春、故郷から上京してきた 期待と不安を胸一杯に膨らませて……… 「終電に乗り遅れちゃう……」 進む足は彼女の焦る気持ちと比例し早まってゆくのであった。
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