第1話 Begin

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ピンポーン ピ、ピ、ピ、ピンポーン また今日も変なリズムのチャイムで目が覚めた。 「弥高さーん」 聞こえてきたのは今、一番聞きたくない声だ。 「はい、椎名さんすぐ開けます」 弥高は大急ぎでドアを開けた。 「弥高 慎也さん署までご同行お願いします」 そうゆうと書類らしき物を弥高に見せた。 「ちょっ、昨日の事ですかめぐみさんとは……「気安く娘の名前を呼ぶな」」 椎名の一喝が弥高を黙らした。 「椎名……」 先輩の中田が椎名をなだめる。 「おっと、」 「安心してください、それとこれとは関係ありませんから」 中田は事態を収集しようと言ったのだが…… 「娘をそれ呼ばわりだとぉ」 「まぁまぁまぁ」 今度は、弥高が椎名をなだめる羽目になった。  
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