第1話 Begin

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「良かったぁ色々と誤解が晴れて」 辺りは満点の星空。 今日は新月らしく星は何時もより光輝いて見える。 「色々って……あぁ」 運転席の中田が弥高に話しかけた。 「事件の疑いに決まってるじゃないですか…いゃあ証拠が無いって言われた時はどうなるかと思いましたよ」 「あぁ、防犯カメラが全部ダミーだったとはな…あの後、厳重注意をしておくよ」 そう言って中田は大きく笑った。  
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