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早朝にも関わらずサイレンを鳴らしながら一代のパトカーがやってきた。
パトカーが止まると下の河川敷津では爆発したのであろう、車の部品があちらこちらに散々している
その回りには数十人の警察官が。
「中田さん!!」
パトカーから椎名が飛び降りて土手を滑り落ちた。
「中田さんは?」
そばにいた一人の警官の胸ぐらを掴みながら話す。
「く、苦しい……」
椎名はそれに気付くと、てを放した。
「す、すまん……それで、中田さんは」
「この状況では生存は……」
「そんな………」
その場に立ち尽くす椎名。
「おーい、何か見つかったぞ」
椎名は一目散に声のした方向にかけ出した。
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