第1話 Begin

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他のチームメイトは無言だ。 ガガッ 『救援要請、救援要請、犯人と思われる人物を発見、犯人は西区へ逃走中、繰り返す西区へ逃走中』 静寂を破り、無線が入った。 「椎名はさん!!」 「わかっている」 椎名達のパトロール場所は幸か不幸か、西区だった。 『全員、発砲を許可、繰り返す、発砲を許可する』 その場の緊張が一気に高まった。 「椎名さん、あれ!!」 間髪入れづに、事態は事を運んでゆく。 「あ、あれはなんだ……」 その場に居た警官が全員凍りついた。  
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