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他のチームメイトは無言だ。
ガガッ
『救援要請、救援要請、犯人と思われる人物を発見、犯人は西区へ逃走中、繰り返す西区へ逃走中』
静寂を破り、無線が入った。
「椎名はさん!!」
「わかっている」
椎名達のパトロール場所は幸か不幸か、西区だった。
『全員、発砲を許可、繰り返す、発砲を許可する』
その場の緊張が一気に高まった。
「椎名さん、あれ!!」
間髪入れづに、事態は事を運んでゆく。
「あ、あれはなんだ……」
その場に居た警官が全員凍りついた。
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