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>いつもそばに置いて何回も読み直したくなる本があります。
自分の場合は歴史小説が多いのだけれど。
例えば司馬遼の「風神の門」、降慶の「影武者徳川家康」など。
>その中でもここ何年か幾度となく読み返しているのが宮城谷昌光「重耳」(講談社文庫版、上中下巻))です。
>実はこれ、古本屋で一冊百円の棚から拾って来たのが初めての出会いでした。正直、何の期待もしていなかった。
>中国の戦国期のことなんて、日本史を選択課目にしてたこともあって予備知識もなかったし。
>はい、逆でした。考えてみれば日本史が好きになったのだって歴史小説、時代小説の影響からだったのでした。
>予備知識がどうのじゃありません。べらぼうに面白い小説です❗
>書き出しのところから物語の世界に引っ張りこまれ、読み終わった後はともかくこの小説に出会えたことに感謝したい気持ちて一杯でした。
>この後、氏の作品を次々読み続けて来ましたが今振り返って最初に「重耳」に出会っていたのは本当についていたんだと思います。
>デビュー作から順に読んでいたならこれほど熱心に読んではいなかったかもしれない。
もしかしたら「重耳」にたどり着く前に読むのを止めてしまっていたかもしれません。
>読書生活でツイている半分でも現実の生活でツイていてくれれば、いえなんでもないです。
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