有り得ない転校生

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一気に熱したシヒルは、ローフィルの言葉で一気に冷めた ズレた眼鏡を直し、また座ると 「何故だ?」 そう聞いて来た ローフィルやオルドレイ、アレスは目を合わせて、シヒルを見る そしてローフィルが口を開くと 「だって…もうすぐ目の前に居るだろう」 オルドレイとアレスは、二人して同時に頷く シヒルは後ろを向くと 三人の姫が立っていた 「はっ!これは申し訳ございません!姫殿下!」 そう言ってシヒルはすぐに膝をつく 目の前に居るのはリーゼロッテ王女だ リーゼロッテは、膝をつくシヒルに腰を屈めて
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