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ガチャ、ガチャ…
三堂は持参した針金で裏口の扉を開けようとしていた。
ガチャン…
(この程度は余裕だ、問題はここからか…)
ガチャリ…
ゆっくりと扉を開けた。
「暗いな…」
閉店時間は過ぎている。
暗いのも当然…
でなければなにも始まらない。
カチッ
僅かな光で足元が明るくなった。
(足元さえ見えれば充分、あまり強い光だと誰かいるとマズイ、ペンライトならボタンを離せば直ぐに消えるしな…)
次は、地下への入口を探す。
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