レナ~ある少女の物語~

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13時… お店も込み出して来てレナは休憩場の椅子に一人ポツンと座っていた 『ココアで良かったかな?』 私はレナのいるテーブルにココアをおいた 『みぃちゃんありがとう』 レナはニコっと笑いココアに手を付けて飲んだ 『レナ私今出てるんだけど、まだ狙ってる台があるんだ、コイン貸すから代わりに打ってくれない?』 いつもはこんな事は頼まない でも今日は運が良く1000円で爆発している …と言うより開店からずっとヒロを待っているレナに同情していた レナは初めは断ったが私の強引さに負け私の指定した台を打った その台は直ぐに当たりを引き私の台より大爆発した 私は出勤の時間まで粘ってレナの台で換金したお金の半分を渡し店へ向かった
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