ホントの気持ち

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私は.またしても 「何ですか~??」 と言い.少々警戒しながら廊下に出る。 冴木先輩はというと. 私が素直に出てきた事が嬉しかったのか満面の笑みを浮かべていた。 「あの~」 と私が聞こうとすると. 素早い動きで また唇が奪われた。 今度こそ怒った私は. 「なんで.人にすぐ手出すんですかっ!!!?? そうゆうの辞めた方がいいですよ!!!!!」 と睨み付けながら言う。 冴木先輩は. びっくりした顔をして でも. 少しほんの一瞬うれしそうな顔をしていた。 そして. 反省しているような顔をつくった。 「ごめんっ!!!! そう怒るなって!!! 俺は別に沙姫を嫌な気持ちにさせるためにここまで来たんじゃねえ-よ」 「じゃあ??どうして??」 「俺.今から屋上でサボろうかと思ってンだよなあ~ だからさあ~沙姫も一緒に来ないかなあ-?? と思って!!!」
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