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カーテンの隙間から朝陽が差し込み、俺は目覚めた。
いつも寝起きは悪いが、今日は違う。
隣でさくらはまだ寝息をたてている。
寝顔もかわいい。
俺はまだ興奮していた。
昨夜の出来事の余韻が身体中に残り、俺の腕の中にさくらがいる。
ツンツンとさくらの鼻をつついた。
「う……うぅん……。」
一度目を開けたさくらはまた瞼をとじた。
と思ったら突然目をパチリと見開いて、布団に潜る。
「おはよ。」
「おはよー……見ないでよ。恥ずかしいから。」
「寝顔もかわいいよ。顔だしてよ。」
俺も布団の中に潜り、さくらの顔に近づきキスをした。
薄暗い布団の中でも、さくらの身体は綺麗なラインを奏でている。
俺とさくらはやっと結ばれた。
さくらにとって、初めて愛のあるSEX。
本当の愛を感じ、喜びに満ち溢れた朝。
さくら……
もう暗い過去は消えたかい?
これからは二人、いや、3人で陽の当たる場所で生きて行こう。
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