フタゴコロ

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「‥‥あたしに?」 亮巴君は、笑って頷く。 「普段こうして話はしてるけどさ。やっぱ見てもらいてーし」 ニカッと笑う亮巴君に、 あたしは二つ返事で頷いた。 普段と違う、亮巴君が見れると思うと、素直に楽しみだった。 「決まりな!じゃあ来週の日曜の朝に迎えに行くぜ」 「分かった」 お弁当、作って行こうかな。 柄にもなくそんなこと考えて、胸が弾んだ。
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